先日、この業界では有名なスクラップのお師匠さんと、
中華系スクラップ屋さんにお邪魔してきました。
普段はうちで集めた鉄屑などのスクラップを出している先ですが、
逆にうちで買える物があるので、
その商談に伺ったのですが、
みんな悩みは同じで、
中国向けのリサイクル輸出が止まった後の動きを
どうして行くのか?でした。
これまでの中国では、
世界中からバルク船に載せて集めた雑品スクラップを
主に人力で解体選別し、
金属やプラスチックなど、
素材ごとに再生工場で原料に生まれ変わっていたのですが、
そこで出た残渣、つまり土にまで値段が付いていたとのこと。
基板から出た金などの抽出をする為に
買っていく業者がいたと。
環境負荷に悪影響がある方法であったのも否めませんが、
日本ではそこまでのリサイクルシステムは無く、
他の国の環境政策や原料の消費人口を考えると、
今後再現は出来ないかもしれません。
そうなると、やはり日本国内で処理するしかないんでしょうね。
雑品の解体は手間が掛かります。
一時間あたりにどれだけばらして、
そこから取れる金属を売却していくらになるのか?
発生した廃棄物の処理費を差引して、
時間当たりいくらになるのか?
ここのバランスを見ながら、
やる・やらないを見極めて動かなければならない。
うちでも色々ばらして見ましたが、
時間あたり5,000円以上にならないと採算合わんと感じました。
うちは基本ゴミ屋であり、原則産廃処理費を頂くので、
売値を気にせずに済む方法を取りますが、
有価物として1円以上で買い取るところからスタートする
中国向け輸出主体のスクラップ業者さんは、
機械を入れるのか、人を増やして手解体で行うのか?
あるいは、産廃業の許可を取得して、
処分費を貰う形に持っていくのか?
業界と業態が大きく変わろうとしています。
ぼんやりしとったら死んでしまうので、
我が小牧の小さな産廃屋も、基本軸はぶらしませんが、
迅速に動いて行こうかと。
今まで有価で売れていたけど、
出来なくなってしまった物、ご相談下さい。
問い合わせは
080-1604-6553
愛知県小牧市の小さな産廃屋工場長まで
処理価格表(最新版)
撤去したアーケードゲーム機。
閉店や移転などありましたらご相談下さい。
アミューズメント仕様になった、
パチンコやスロット台も物によっては買取で出来ますよ。