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2018年11月12日月曜日

産廃処理金額が高騰してる

産廃処理費が上がってきてます。

中国向けの廃プラ輸出停止に伴い、
莫大な量の廃プラが産廃処分に回ってきており、
埋立容量の限られている最終処分場が値上げを行い、
それに伴い中間処分業者の値上げ、
それに合わせて、私ども収集運搬業者も徐々に単価を変更していっています。

その中でまだ単価を変えずに頑張っている同業者もあれば、
大幅に単価をあげた会社もあり、
産廃業界の大変化の時が来ています。

その中で最近感じるのが、
安さを売りにしている産廃屋は、
長い目で見た時に、ほぼ確実に潰れているということです。

新規開拓営業をしていると、
そのエリアでものすごく安い業者が
1社は見つかるのですが、
やはり、いつの間にか消えてなくなっています。

先日も、お客様先の建築会社さんから連絡があり、
これまで二社購買だったのが、
もう1社が連絡が取れなくなり、
うちでやってほしいとご依頼を頂きました。
その会社さんから依頼されていた現場の産廃引取りを2週間ほど放置したまま、
連絡も一切なくなったそうです。
この潰れた会社がらみの案件も複数来ています。

せめてお世話になったお客さんには、一言挨拶だけでもせえよ。
と思いましたが、そんな余裕も無かったんでしょうね。

ただ確実に言えるのは、
産廃業者で潰れるのは、
安い値段(放漫経営)のせいです。

「何でも混載 m3/6,000円とか」、
「業界最安値」とか、
全員身内企業で、家族だけが食っていければいいのであれば、
それはそれでいいでしょうが、
家族以外の従業者がいる企業でそれをやっているところは、
その企業の求人の賃金を見てみると安いことが多いですよね。
求人をよく見ると、正社員ではなく、個人事業主扱いとか。

安さを売りにしている産廃会社は、
従業員の給料も当然安く、
福利厚生にはお金を掛けれませんし(交通費自腹とか、忘年会の参加費徴収とか)、
営業やドライバーなど、いい人材は当然そこには留まりません。

残ったいい加減な人材で仕事を進めていくと
当然、事故や客先でのトラブルなど、
問題が増えていき、
いい顧客は離れていきますし、
残ったお客さんは、安ければどこでもいいと言う所ではないでしょうか?

悪いお客さんは無理難題が多いですし、
そんなところとだけと付き合っていると、
働く者も無理が続き、疲弊してしまい、
続かないのではと思います。
共に働いてくれる人達が一番大事やのに。

それに安さを埋め合わせるには、
ゴミを溜めこんで出さない(でも、いつかは出さなければいけない)、
不法投棄する、
それ以外に無いんとちゃいますか?

ここで働く者たちが、人並+αの生活を送れるだけの、
お給料を払える。
家族を養うことが出来る。
事業を少しずつでも成長させていけるだけの利幅を取り、
それを継続できるような値段設定を行う。
その単価をご理解頂けるお客様と永くお付き合いしていく。
そんな在り方を心がけようと思います。
理想論やけど・・・頑張るで!

愛知県小牧市で廃棄物・ゴミ・産廃の処理ならご連絡下さい。
値段ですか?一度ご相談下さい。

問い合わせは
080-1604-6553
愛知県小牧市の小さな産廃屋工場長まで
処理価格表(最新版)


ポールの撤去作業なんかも請け負ってます。
クレーンで吊りながらの作業。
重機まだ無いんで手掘りやけど。