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2019年1月31日木曜日

今年は処分費どこまであがるのか

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

今年は産廃業にとっては激動の一年になりそうです。

中国向け廃プラ輸出の終了により、
日本だけで年間数百万トンの廃プラが埋立処分に流れ、
処分費の高騰が続いています。
地域によっては、
中間処分場で混合物kg/100円で
受け入れはじめたところもあり、
まだまだ上がりそうです。
市中価格は、
今年はkg/150円も出てきそうですよね。

2月から一斉に値上げが来ましたが、
今年中にはもう1度か2度は値上げが来るとも聞いており、
他社が値段を上げた隙を狙っての
新規獲得競争が激化しそうやな。
でも結局は、
横並びである程度値上げせんとアカンですけどね。

更に中国向け雑品スクラップの輸出が終了し、
付き物ありの鉄屑の市中価値が無くなってしまいました。
これが停止したことで、
国内の電炉メーカーに汚い鉄屑が流れるようになり、
製鉄の基準が非常に厳しくなってしまいました。
今まではいけた異物付きの鉄スクラップも
(産廃屋から出る資源はこれが多いねん)
解体など手を加えないと出せなくなってしまいました。
これまで有価資源として売れていた物までも
廃プラ同様に埋立行きに流れているので、
値上げは当面は続きそう。

雑品がマレーシアなどのアジア圏に
一部流れている話しもありますが、
中国ほどの処理キャパを持った国は
もう出てこないでしょうし、
先行きはどうなるかは不透明ですよね。

中国のリサイクルシステムがほぼ停止したことにより、
日本だけでなく世界の先進国で大混乱が起こっています。

その中で廃プラから別素材を作ろうとしたり、
プラスチックの使用や製造そのものに制限を掛けたり、
我々土手産業である産廃ゴミ屋にとっても、
大きな影響があるのが現状です。

増員、増車も予定してますし、
産廃取り扱い量増やして
売上ももっと伸ばさなあかん。
リチウムイオン電池の買取量も増やしていかんとな。
今年は色んな意味で勝負の年ですわ。
やったるで。

皆さん今年も宜しくお願い致します。

問い合わせは
080-1604-6553
愛知県小牧市の小さな産廃屋工場長まで
処理価格表(最新版)

金庫の撤去搬出もやってます。
会社事務所の奥に眠ったままの金庫処分
是非ご相談ください。