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2019年5月15日水曜日

バーゼル条約

中国の廃プラ受入停止後は、
マレーシアやタイなど他のアジアの国に
一部が流れていましたが、
いよいよ日本政府が
廃プラスチックの輸出停止を決めましたね。

バーゼル条約ってのは、
有害廃棄物の越境を規制するものなのですが、
今回の締約国の会議で
汚れた廃プラを条約の対象に加えることに決まったとのこと。

つまり
日本の汚れた廃プラは、
国内処理をすることが徹底されていきます。
現在でも埋立処分場への搬入量が増えており、
昨年輸出された年間100万トン以上の廃プラが
更に国内の処分場に流れることになります。
まだまだ処分費があがりますね~。

最近は、日本国内で廃プラをペレット化して、
原料として輸出する
中国資本の業者も増えてきましたが、
彼らが出来るものは比較的材質の揃った
綺麗なプラスチックであり、
玉の取り合いが激しくなってきています。

雑線関係も国内とマレーシア行きに分かれて
今は流れていますが、
マレーシア行きもどうなるか先行き怪しいですしね。

先の読みにくい時代、
混乱極める産廃ビジネスの中で、
生き残っていくには何が必要なのか?
いっつも頭を悩ます部分ですが、

自社だから出来る、
競合が持っていない処理フローを持っている、
或いはいち早くその情報を掴み
それを取り扱える立ち位置に自社を置くなど、

産廃ビジネスだけでなく他の商売も同様ですが、
先行者利得、後発組のメリットなど、
取捨選択をせんとアカンのでしょうね。

我が小牧の小さな産廃屋としましては、
①産廃収集運搬はとにかく分母を増やす
②有価資源は自社の得意な領域を作っていく
ってのが今期の方針ですが、
限られた情報の中で先読みして
突っ走って行くしかないんやろな。

今期も戦っていきますわ。

問い合わせは
080-1604-6553
愛知県小牧市の小さな産廃屋工場長まで
処理価格表(最新版)

4トンアームロール
8m3コンテナの設置も出来るようになりました。
常設や現場設置など使ったって下さい。